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バッテリーは日頃の車の乗り方で大きく寿命が変わる


毎日近い距離しか乗らない人やちょこちょこ乗りしかしない人のバッテリーは寿命はかなり短くなります。主婦など、毎日買い物にしか乗らない人とかは、バッテリーはあまり使ってないから長く持つでしょう、心配ないでしょう、と間違った解釈をしているひとが多くいます。

でもそういうバッテリーほど弱まっていて、バッテリー上がりがおきやすいのは事実です。

昔スタンドでバイトをしていましたが、バッテリーが弱まっている、とかバッテリーがあがった,とかまた点検の際にテスターで測ったら相当バッテリーが弱まってた、とかそういう車は主婦やちょこちょこ乗りしかしない人が圧倒的に多かったです。


なぜか

バッテリーはエンジンがかかってるとき充電装置により充電されます。充電時間が短ければ充電量より放電量の方が確実に大きくなるからです。特にエンジン始動時、相当の電力がかかります。それなのにすぐ出発し、ちょっと走ってすぐエンジンを切るという乗り方なら,充電量は明らかに少ないのが分かります。それを繰り返せばバッテリーだって弱まるのも当然です。


バッテリーが弱まりやすい
バッテリー上がりが起きやすい状態は・・

@走行距離、エンジンがかかっている時間に対して
 エンジンをかける回数が多い。

A走行距離、が少なくたまにしか車に乗らない。

Bたくさんの電装品が付いている

C夜間でヘッドライトを点灯しての走行が多く、
 渋滞路走行が主体である。

D極端に走行、エンジンがかかっている時間が長い

以上が主でしょう。

こういう乗り方は要注意です。




ちょっとの気遣いで寿命回復



上のような使い方をしているのならちょっと気遣った事をすることだけで、バッテリーは回復します。

1・エンジンをかけてる時間を増やすようにする

毎日乗るけど送り迎えなどのちょこちょこ乗りが多い、乗る機会自体滅多にない、という人はどうしてもバッテリーが弱くなりやすい傾向にあります。

そこで暖機時間を長くするなどしてエンジンがかかっている時間を長くすることでバッテリーの寿命を長くすることが可能です。

それはエンジンがかかってるときに充電装置からバッテリーに充電されると言いましたが、エンジン始動時に使用した電気を少しでもバッテリーに回収することがでるからです。

ただ燃料消費で経済的にあまりよくないとこ、今はアイドリングストップの車社会で、地球環境など問題もありますので3〜5分程が1番適度の暖気時間でしょう。それにバッテリーだって交換になってしまうと有害な廃棄物と
して処理しなければなりません。長持ちさせる行為だってある意味環境に貢献していますね。



2・できるだけ電装装置の電力消費を抑える


夜間走行が多かったり、渋滞路を走ることが多い人はヘッドライトやブレーキランプ、他の電装品などの消費量が充電量を超えてしまいやすく、バッテリーが慢性的に弱くなります。

対処としては停止したときにヘッドライトを減光(車幅灯にする)したり、停止時間が長くなるときにはサイドブレーキをかけフットブレーキを離すなどをすることで変わります。

このようなことをすればかなり効果的です



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